お知らせ

2025 / 05 / 20

小さながんばりを30分間全力応援

30分間はあなたの子のためだけの応援タイム

私自身、子どもの頃はクラスでは目立たないタイプで

静かに頑張ってはいましたが、学校の先生になかなか

気付いてもらえず、心の中では「私も褒めてほしいな」

と少しさみしい思いをしていた子ども時代でした。

 

ですから現在、私はレッスンで出会うどんな子にも

必ず良いところを見つけて、

「あなたのピアノってこんなところ素敵だよ」

「あなたのここすごいね!」

と、どんどん伝えるようにしています。

 

大人しい子も、にぎやかな子も、

どんなお子さんにもその子だけの輝きがあります。

その芽を見つけてそっと水を注ぐような気持ちで

大切に、レッスンの30分をお子さんへの

全力応援タイムと考えています。

 

先日のレッスンで

ピアノを始めたばかりの4歳さんが、

大きなグランドピアノで自ら音を出すのに

「むずかしいな、なんだかこわいな...」

と不安な表情を見せたことがありました。

 

でもここで焦らず、その子の可能性を信じて

しばらくはソルフェージュや音符カード

を楽しみながら、そしてキラリの芽を見つけ

応援していきました。

そして、レッスンを続けているうちに...

 

ある日のレッスンで、「ド」の音をいろんな場所で

すぐにみつけ、ポンポンとちいさな1本の指で

しっかり鳴らすことが出来たのです!

 

その瞬間私も嬉しくなり、すごいね!と全力で褒めました。

その時の自信に満ちたお顔!

 

おうちでもお母様が毎日あたたかく声を

かけてくださっていたことが

大きな支えになったと思います。

 

「自信」は安心できる場と信じてもらえる経験から

育ちます。

毎回のレッスンでお子さまのキラリ!が

伸びるよう、今日も張り切ってお子さんを応援していきます。

2025 / 05 / 12

安心空間で*心に響くレッスンを*

安心空間で心に響くレッスンを

当教室は防音室にグランドピアノを設置して

います。

 

広々としたお部屋に比べると

少しばかりこぢんまりとした

空間かもしれません。

 

ですがその分、

生徒さん一人ひとりに

しっかり向き合い、

 

落ち着いて集中できる

環境づくりを大切にしています。

 

˳◌* ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ *◌˳

 

清潔な室内、防音仕様で周囲を気にせず

のびのび演奏できる空間、

 

そして本物のグランドピアノの響きを

間近で感じられる環境は

 

小さなお子様の感性を育てるには

ぴったりです。

 

 

「あたたかく向き合うレッスン」

「安心できる空間」

「音を楽しむ時間」

 

を当教室で

感じてみませんか?

 

小さなお子さまが

安心して通っていただけます🎵🍀

 

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2025 / 05 / 10

音楽が、日常にあるよろこび【小学生女の子】

音楽が、日常にあるよろこび

〜ピアノが日々の欠かせないものに〜

 

放課後は学童に通っている小学校3年生の

女の子生徒さん。

 

こんどのおさらい会で披露する曲が気に入ってる

ようです。

 

先日のレッスンで嬉しそうにこんな報告を

してくれました。

 

「たくさん練習したよ!学童にあるピアノでも弾いて、家に帰ってからも弾いて、お風呂上りにも弾こうと思ってまた弾いたんだよ!」

 

毎日のなかでピアノに向かうことが

自然な楽しみになっていること。

 

聴かせてくれた演奏からも、宿題だった箇所に

しっかり取り組んだ様子が伝わってきました。

 

弾き終わった後の満足そうな笑顔は

何よりの宝物ですね!

 

ピアノが「やらなきゃいけないもの」ではなく

「好きだから弾きたい」ものになっていく。

 

そんな瞬間に立ち会えたことが

何よりもうれしく思います。

 

これからも一人ひとりのペースを大切に

音楽と心を育てていけたらと思います。

 

 

 

 

2025 / 05 / 03

ただ弾く、から"本物の音を出す"へ【小学生女の子】

ただ弾く、から"音を出す"へ

「楽しく、本格的に。」

~ちょっとした工夫で音が変わった日~

 

先日、他のお教室から移ってきたばかりの小学生さんとのレッスンでのこと。

最初に弾いてもらったときに出てきた音は

今にも消えそうな、か細い音でした。

「遠慮しているのかな?」

と思い、話を聞いてみるとこんな風に

話してくれました。

 

「いままでピアノからどんな音が出てるかって

そんなに気にしたことなかったかも。

でも、ちゃんと出ていない感じがずっとしてて・・・」

 

そこで、当教室の新入りグッズ『くまちゃんスポンジ』

の登場です。

 

くまの形をした食器洗いスポンジなのですが

見せた瞬間、「何これ~!かわいい!」とニコニコ顔。

 

「このくまちゃんを鍵盤だと思って弾いてみようか。

こんなふうにくまちゃんが痛くないように押すんだよ」

 

このとき単にスポンジを押すだけでなく、

正しいやり方を一緒にやってみます。

 

指で押されるくまちゃんをクスクス笑いながらも

何度も指の感覚を確かめていました。

 

そしてふたたびピアノへ。

 

すると・・・

さっきまでのかすれそうな音がうそのように

ピアノから"芯のある音"が鳴ったのです。

 

その瞬間、生徒さん顔がパッと明るくなって、

「なんか、ちがった!」と

自分で気づいていました。

 

♪  ♪  ♪ 

 

この日はまさに「楽しさ+本格的に」

を実践したレッスンでした。

"楽しい"の中に"伝わる音を弾く力"が育つ

それが私がピアノレッスンで大切にしているところです。

 

はじめてピアノを習うお子さんと保護者様は

ちゃんと弾けるようになるのかな?

とご心配かもしれません。

 

でも、大丈夫。当教室では

遊びのようなレッスンの中にも

しっかりと本質が根を張っています。

ご安心ください。

 

お子さんが

「ピアノの音ってこういうことか!」

と感じる瞬間を一緒に味わいながら

育てていきましょう。

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↑新入りのくまちゃんスポンジ

 

2025 / 05 / 02

読む力がお子さんを変える

読めることがお子さんを変える

『楽譜って読めきゃいけないの?』

今回は読譜についてお話したいと思います。

 

「うちの子、耳で聞いただけで弾けちゃうのです」

そんなふうにお話くださる保護者の方、

実はたくさんいらっしゃいます。

 

耳で覚えてパッと弾ける力は、すばらしい才能。

音感が良く、集中力もある証です。

 

でもそれだと、どうしても

「知っている曲」「聴いたことのある曲」

しか弾けなくなってしまいますね。

 

一方で、楽譜が読めるとようになると

まだ聴いたことのない曲でも

楽譜という「音の地図」をたよりに

自分の力で弾けるようになります。

 

例えるなら、

耳コピだけの力は「人の後ろについていける力」。

(まず誰かに弾いてもらうか、聴かせてもらうかが必要)

 

一方、読譜の力は

「自分で音の地図を見て、どこまでも行ける力」。

 

 そして何より、楽譜の中には

「この音はやさしく」「ここは前のめりになる感じで」

など、作り手の気持ちやメッセージが書かれています。

 

それを読み取ることは、

ピアノで自分の気持ちを表現することに

直結しているのです。

 

気づいた気持ちを、自分の音で届ける。

それが、

**表現**です。

 

「こう弾きなさい」と言われたとおりに弾くの

ではなく、

「わたしは、こう感じたよ!」

そんな演奏のできる子に育って欲しいと

思いませんか?

 

楽譜を読める力が

お子さんが自分を表現する

ツールになりますよ。

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