お知らせ
Q.練習のとき泣いてしまう。どうしたら?
4〜5歳くらいのお子さんが、おうちでピアノを
練習しているとき思うように弾けなくて
泣いてしまったり、怒ってしまったりすることが
あると思います。
お母さま方からも
「どうしたらいいのか分からない」
「ついイライラしてしまう」
という声をよくいただきます。
でも実は、この「できなくて泣く」
には大切な意味があるのです。
この年齢はお子さんの「自分でやりたい!」
という気持ちが強くなる時期です。
自分でやってみることで色々学んでいくんですね。
しかしながら、心身の成長という面で
まだ指や集中力は思うように働きません。
その「やりたいのにできない!」というギャップが
小さなお子さんにとってはショックな出来事で、
それが悔しさや涙になって表れるのです。
でも裏を返せば、自分に挑戦している
ということなのですよ。
そして泣いたあと、もし気持ちを立て直して
もう一度ピアノに向かうなら
それはとても大きな心の成長につながります。
自分の感情を整える力が育ち、
できるようになったときには
「やった!」という達成感が心に残ります。
その積み重ねが、自己肯定感や粘り強さへとつながっていきます。
その時の私たち保護者の見守りとしては
少し距離をおいたほうがよいこともあれば、
そっと寄り添ったほうがよいときもあるのでしょう。
正解はひとつではありません。
そこに親子の温かい絆があればその対応が
いちばん適切なのだと思います。
ですからお母さまが不安にならなくて大丈夫!
「泣いていても大丈夫」
「この先にうちの子の成長が待っている」
と思って、気楽に大きな気持ちで
見守っていただけたらと思います。
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はたピアノ教室では
お子さまひとり一人の
"心の成長"を大切にしています。

